ブリティッシュショートヘアが痩せてる?体重の悩み解決ガイド

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「うちのブリティッシュショートヘア、他の子より細いかも…」と感じていませんか?

がっしりした体格が魅力の猫種なだけに、愛猫が痩せていると心配になりますよね。

体重の平均はどれくらいで、理想体重は?という基本的な疑問から、特に体重が1歳を過ぎてもなかなか増えないときの不安。

月齢ごとの体重推移を体重表で確認しつつ、適切な餌の量や、そもそもこの猫種は太りやすいか?といった体質、そして健康的に太らせない方法は?など、飼い主さんの悩みは尽きません。

太りすぎはもちろん問題ですが、痩せている状態も気になります。

この記事では、「ブリティッシュショートヘアが痩せてる」と感じている飼い主さんの不安を解消するため、体重に関する情報を網羅的に解説します。

記事のポイント
  • 痩せている原因と体型の基準がわかる
  • 月齢ごとの適正体重の目安がわかる
  • 健康的な体重管理と食事法がわかる
  • 痩せすぎや太りすぎのリスクがわかる

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ブリティッシュショートヘアが痩せてる原因と基準

  • ブリティッシュショートヘアの体重平均は?
  • 月齢別の体重表で成長を確認しよう
  • 年齢ごとの体重推移と成長の特徴
  • ブリティッシュショートヘアの体重は1歳で決まる?
  • 全体的に細いのは遺伝や個体差も
  • 愛猫の理想体重は?BCSでチェック

ブリティッシュショートヘアの体重平均は?

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愛猫の体重が適正なのかどうかを知る上で、まず基準となる「平均体重」を把握しておくことは一つの指針となります。

がっしりとした体格が魅力のブリティッシュショートヘアですが、その平均値はどのくらいなのでしょうか。

一般的に、十分に成長した成猫のブリティッシュショートヘアの平均体重は、性別によって以下のような範囲が目安とされています。

  • オス:4kg ~ 8kg
  • メス:3kg ~ 6kg

やはりオスの方がメスよりも一回り大きく、より重量感のある体つきになる傾向が見られます。

しかし、この「4kg~8kg」という数字を見て、「ずいぶん幅が広いな」と感じた方も多いのではないでしょうか。

実は、この体重の幅広さこそが、ブリティッシュショートヘアの体重を考える上で最も重要なポイントなのです。

平均体重の「幅」が大きい理由

なぜこれほどまでに平均値に幅があるのか、その背景にはいくつかの要因が複雑に絡み合っています。

体重の個体差を生む主な要因

  • 骨格の大きさ:人間と同じで、もともとの骨格ががっしりしている子もいれば、華奢でスリムな子もいます。

  • 筋肉量:運動量や体質によって筋肉のつき方は異なり、同じ骨格でも筋肉質な子の方が体重は重くなります。

  • 血統や系統:海外のキャットショーで活躍するような大型の血統を受け継ぐ子と、日本国内でブリーディングされてきた比較的小柄な系統の子とでは、成猫時の大きさに差が出ます。

他の一般的な猫種、例えば日本で多く見られるミックスの猫が3kg~5kg程度なのに比べると、ブリティッシュショートヘアは中型から大型に分類される猫種であることが分かります。

その体型は、専門的には「コビータイプ」と呼ばれ、短くコンパクトで丸みのある、がっしりとした胴体が特徴です。

この「コビータイプ」という基本形はありつつも、その仕上がりには大きな個性があるのです。

注意:数字だけで「痩せすぎ」「太りすぎ」と判断しないでください

最も避けたいのは、平均体重という数字だけに囚われて、愛猫の食事を無理に増減させてしまうことです。

例えば、「オスだから最低でも5kgはないと」と考えて過剰に食事を与えれば肥満になりますし、「メスで6kgは重すぎる」と骨格の大きな子に無理なダイエットをさせれば健康を損ないます。

お気持ちはよく分かります。つい平均値と比べて一喜一憂してしまいますよね。

ですが、大切なのは数字の比較ではなく、愛猫自身の体をしっかりと見て、触ってあげることです。

結論として、平均体重はあくまで大まかな参考情報として捉えましょう。

同じ4kgでも、筋肉質で引き締まった子の4kgと、脂肪が多く骨格が細い子の4kgとでは、その意味は全く異なります。

平均値に当てはまるかどうかよりも、この後の項目で詳しく解説する月齢ごとの成長推移や、ボディ・コンディション・スコア(BCS)を用いた体型チェックを通じて、あなたの愛猫にとっての理想的な体重を見つけてあげることが何よりも重要です。

月齢別の体重表で成長を確認しよう

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子猫から成猫になるまでの体重の変化を知ることで、愛猫が順調に成長しているかを確認できます。

一般的な猫の成長と、ブリティッシュショートヘア特有の成長ペースを理解しておきましょう。

以下は、一般的な猫の月齢別体重推移の目安です。ブリティッシュショートヘアは大型の猫種に分類されるため、この表の上限に近いか、少し上回るペースで成長することが多いです。

月齢体重の目安
生後1ヶ月400~500g
生後3ヶ月1.0~1.5kg
生後6ヶ月2.0~3.0kg
生後1年3.0~5.0kg

ブリティッシュショートヘアはゆっくり成長する

多くの猫は1歳頃に成長がほぼ完了しますが、ブリティッシュショートヘアは骨格がしっかりしているため、3歳くらいまで時間をかけてゆっくりと体が完成していくと言われています。

1歳を過ぎても体重が少しずつ増えるのは、この猫種の特徴の一つです。

この表はあくまで目安であり、成長のペースには個体差があります。

特に生後半年までは著しく成長し、その後は緩やかになるのが一般的です。

愛猫の体重を定期的に記録し、急激な減少がないか、順調に増えているかを確認してあげましょう。

年齢ごとの体重推移と成長の特徴

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ブリティッシュショートヘアの成長は、子猫期、成猫期、老猫期でそれぞれ特徴があります。

ライフステージごとの体重推移と体の変化を理解することで、より適切なケアができます。

子猫期(~1歳)

子猫期は、骨格や筋肉が急速に発達する最も重要な時期です。

生後すぐは約100gだった体重が、1週間ごとに100gずつ増え、生後半年で2~3kgにまで達します。

この時期は、成長のために高カロリー・高タンパクな子猫用のフードを十分に与える必要があります。

成猫期(1歳~7歳)

前述の通り、ブリティッシュショートヘアは1歳を過ぎても成長が続きます。

特に骨格や筋肉ががっしりとしてくるのは1歳から3歳にかけてです。

そのため、体重が微増するのは自然なことです。

ただし、骨格の成長が落ち着いた後は、運動量の低下から肥満になりやすくなるため、食事のカロリーコントロールが重要になってきます。

老猫期(7歳~)

7歳を過ぎるとシニア期に入り、運動量がさらに減少して基礎代謝も落ちるため、体重が増加しやすくなります。

一方で、消化機能の低下などから食が細くなり、痩せてしまうケースもあります。

体重の増減が健康状態の重要なサインになるため、こまめな体重測定を心がけましょう。

子猫の頃の成長スピードには驚かされますよね。

成猫になってからも、ただ太るのではなく、体ががっしりしてくる変化を観察できるのがブリティッシュショートヘアの魅力の一つです。

ブリティッシュショートヘアの体重は1歳で決まる?

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「猫の体格は1歳のお誕生日でほとんど決まる」という話は、猫を飼っていると一度は耳にするかもしれません。

しかし、もしあなたの愛猫がブリティッシュショートヘアなのであれば、この一般論は必ずしも当てはまらないことを知っておく必要があります。

結論から申し上げますと、ブリティッシュショートヘアの体格や体重は1歳時点では完成せず、むしろそこからが本当の成長期とも言えるのです。

「晩成型」と言われる猫種特有の成長ペース

その理由は、ブリティッシュショートヘアが「晩成型(ばんせいがた)」と呼ばれる、ゆっくりと時間をかけて成熟する猫種であるためです。

多くの猫種が1歳前後で骨格の成長を終えるのに対し、ブリティッシュショートヘアは頑丈な骨格と豊かな筋肉が完全に発達するまでに、個体差はありますが概ね3歳、中には5歳頃まで成長を続けることがあります。

これは、同じく大型の猫種であるメインクーンやラグドールなどにも見られる特徴です。

本来、彼らの祖先は厳しい環境でネズミを捕らえるワーキングキャットでした。

その役割を果たすために必要だった力強く、がっしりとした体を時間をかけて作り上げる性質が、今もなお受け継がれていると考えると理解しやすいかもしれません。

1歳以降に見られる具体的な体の変化

では、1歳以降にどのような成長が見られるのでしょうか。単に体重が増えるだけではなく、以下のような変化が現れてきます。

  • 胸板の厚み:横から見たときに、胸周りがより広く、厚みを増してきます。

  • 頬の丸み:特にオスに顕著ですが、「チークパッド」と呼ばれる頬の部分が発達し、特徴的な丸い顔立ちが完成に近づきます。

  • 筋肉量と重量感:全体的に筋肉がつき、抱き上げたときのずっしりとした重量感が変わってきます。

遺伝やブリーディング環境による影響

もちろん、両親が比較的小柄な場合は、遺伝的に大きな体格にはならないことも十分に考えられます。

ブリーダーからお迎えした際には、親猫の体重や体格について尋ねておくと、将来の姿を予測する上で大変参考になるでしょう。

加えて、日本国内のブリーディングでは、海外のスタンダードな個体に比べてやや小ぶりな体格が好まれる傾向もあると言われています。

このため、シュッとした顔立ちやスリムな体型のブリティッシュショートヘアも決して珍しくありません。

「インターネットで見るような、まんまるでもふもふの子になるのはいつだろう?」と心待ちにする気持ち、とてもよく分かります。

ですが、愛猫が健康であれば、その子だけの個性的な成長ペースを温かく見守ってあげてくださいね。

成長が止まった?と感じた時の注意点

「ゆっくり成長する」とは言っても、もし体重が全く増えなくなったり、むしろ減少したりする場合には注意が必要です。

特に、食欲不振、嘔吐や下痢、元気がないといった他の症状を伴う場合は、何らかの病気が隠れている可能性も考えられます。

成長が止まったように見えても、それが正常な成長過程なのか、あるいは健康上の問題なのかを判断するため、日頃から愛猫の様子をよく観察することが何よりも大切です。

以上の理由から、1歳時点の体重や体つきだけで「うちの子は小さい」と判断するのは早計です。

むしろ、ここからの2~3年で愛猫がどのように大人の体つきへと変化していくのか、その過程を楽しみながら、日々の健康チェックを怠らないようにしましょう。

全体的に細いのは遺伝や個体差も

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インターネットで見るような、丸々としてがっしりしたブリティッシュショートヘアのイメージとは違い、「うちの子は顔も体も細い」と悩む飼い主さんは少なくありません。

結論から言うと、シュッとして細身のブリティッシュショートヘアも存在します。

体格は遺伝的要因が非常に大きく、両親や祖父母の体型を受け継ぎます。

特に日本のブリーダーで繁殖されている個体は、海外の血統に比べて比較的小柄でスリムな傾向があるとも言われています。

また、血統書がない場合や、ブリーダーの方針によっては、他の猫種との交配の歴史がある可能性も考えられます。

例えば、マンチカンやスコティッシュフォールドなどの繁殖パートナーとしてブリティッシュショートヘアが選ばれることもあり、その影響で小柄な体格になるケースもあります。

注意点

もし食欲はあるのに痩せている、あるいは元気がない、嘔吐するなどの他の症状が見られる場合は、何らかの病気が隠れている可能性も否定できません。

その際は、個体差だと自己判断せず、必ず動物病院で相談してください。

「ブリティッシュショートヘアだから必ず丸くなる」という固定観念は一度置いておき、愛猫が元気で健康であれば、その子ならではの個性として体型を受け入れてあげることも大切です。

適正な体重かどうかは、次のBCSで客観的に判断しましょう。

愛猫の理想体重は?BCSでチェック

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平均体重や月齢だけでなく、愛猫の「今の体型」を客観的に評価する方法として、ボディ・コンディション・スコア(BCS)があります。

これは、見た目と触った感触から猫の体型を5段階(または9段階)で評価するもので、獣医師も用いる世界共通の指標です。

ご家庭でも簡単にチェックできるので、愛猫の体を優しく触りながら確認してみましょう。

BCSのチェック方法

主に「肋骨」「腰のくびれ」「お腹のたるみ」の3つのポイントをチェックします。

スコア評価特徴
BCS 1痩せすぎ肋骨、背骨、骨盤がくっきりと浮き出て見える。脂肪は全く感じられず、筋肉量も著しく少ない。
BCS 2痩せ気味わずかな脂肪の下に、肋骨が容易に触れる。上から見ると腰のくびれがはっきりしている。
BCS 3理想的肋骨は見た目ではわからないが、触ると容易に感じられる。上から見ると、なだらかな腰のくびれがある。腹部の脂肪はわずか。
BCS 4太り気味脂肪に覆われており、肋骨を触るのが難しい。上から見ると腰のくびれがほとんどない。お腹が丸みを帯びている。
BCS 5肥満厚い脂肪に覆われ、肋骨を触ることができない。腰のくびれはなく、お腹が垂れ下がっている。

理想はBCS 3

あなたの愛猫の理想体重は、このBCS 3の状態を維持できる体重ということになります。

もしBCS 1や2に該当する場合は、かかりつけの獣医師に相談し、食事内容や量を見直す必要があるかもしれません。

このBCSは、愛猫の健康管理における非常に重要な指標です。

月に一度はチェックする習慣をつけ、体型の変化に早めに気づけるようにしましょう。

痩せてるブリティッシュショートヘアの食事と対策

  • 本来は太りやすいか?という体質
  • 痩せすぎだけでなく太りすぎにも注意
  • 適切な餌の量とカロリー計算方法
  • 健康的に太らせない方法は運動と食事
  • ブリティッシュショートヘアが痩せてる悩みの総まとめ

本来は太りやすいか?という体質

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「うちの子は痩せているのに、本当に太りやすいの?」と疑問に思うかもしれません。

結論から言うと、ブリティッシュショートヘアは遺伝的・性格的に見て、太りやすい素質を持っている猫種です。

その理由は以下の2つが挙げられます。

  1. 穏やかで運動量が少ない性格
    ブリティッシュショートヘアは、活発に走り回るよりも静かに過ごすことを好む穏やかな性格の子が多いです。そのため、消費カロリーが少なくなりがちで、食事の量が変わらなくても体重が増えやすい傾向にあります。

  2. 筋肉質でがっしりした骨格
    元々はネズミを捕るワーキングキャットだったため、筋肉質でがっしりした体つきをしています。この筋肉を維持するためには相応のエネルギーが必要ですが、運動不足で筋肉が落ちてしまうと、基礎代謝が低下し、脂肪がつきやすくなってしまいます。

つまり、痩せていると感じる子でも、体質的には「太るポテンシャル」を秘めていると考えることができます。

今はスリムでも、年齢と共に運動量が減ったり、避妊・去勢手術をしたりすると、一気に体重が増える可能性があることを覚えておきましょう。

痩せすぎだけでなく太りすぎにも注意

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愛猫が痩せていると、「もっと食べさせて太らせなければ」と考えてしまいがちです。

しかし、急激に体重を増やすことは、かえって猫の健康を害するリスクがあります。

痩せすぎはもちろん問題ですが、それ以上に太りすぎは様々な病気の引き金になります。

ブリティッシュショートヘアは、特に以下の病気のリスクが指摘されています。

肥満が引き起こす病気のリスク

  • 糖尿病:肥満はインスリンの働きを悪くし、糖尿病のリスクを著しく高めます。

  • 関節疾患:重い体重が常に関節に負担をかけ、関節炎などを引き起こしやすくなります。

  • 心臓病:ブリティッシュショートヘアは遺伝的に肥大型心筋症にかかりやすいとされています。肥満は心臓にさらなる負担をかけ、病状を悪化させる可能性があります。

  • 尿路結石:肥満になると飲水量が減り、運動不足で排尿回数も少なくなるため、尿路結石ができやすくなります。

痩せているからといっておやつを過剰に与えたり、高脂肪のフードに切り替えたりするのは危険です。

目指すべきは「太らせること」ではなく、「適正な筋肉をつけ、健康的な体型を維持すること」です。

体重管理は、痩せすぎと太りすぎの両方に気を配る必要があります。

適切な餌の量とカロリー計算方法

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健康的な体重管理の基本は、やはり食事です。

愛猫に与えるべき適切な餌の量とカロリーは、どのように計算すればよいのでしょうか。

まずはフードの給与量を確認

最も簡単な方法は、今与えているキャットフードのパッケージに記載されている「給与量」を確認することです。

通常、猫の体重別、あるいは年齢別に1日あたりの給与量の目安がグラム単位で記載されています。まずはこの量を基準に与えてみましょう。

より正確なカロリー計算

より正確に管理したい場合は、1日に必要なエネルギー要求量(DER)を計算する方法があります。

ただし、計算は複雑で、活動量などによっても変わるため、ここでは簡単な目安を紹介します。

一般的に、健康な成猫(避妊・去勢済み)の1日に必要なカロリーは、体重1kgあたり約70~80kcalとされています。

例えば、体重4kgの猫であれば、1日に280kcal程度が必要ということになります。

フードのカロリーを確認しよう

フードのパッケージには、100gあたりのカロリー(代謝エネルギー)も記載されています。

例えば、100gあたり400kcalのフードであれば、280kcalを摂取するには70g与えればよい、という計算になります。
(参照:ロイヤルカナン公式サイト

注意点

これらの数値はあくまで一般的な目安です。

子猫や高齢猫、活動量の多い猫では必要なカロリーが変わります。

特に痩せている原因が病気である可能性も考慮し、食事内容を大きく変更する際は、必ず獣医師に相談してから行うようにしてください。

健康的に太らせない方法は運動と食事

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痩せている愛猫を健康的な体型に導くためには、「太らせる」というよりも「良質な筋肉をつけてもらう」という意識が重要です。

そのための方法は、やはり「運動」「食事」が両輪となります。

運動で消費カロリーと筋肉量を増やす

おっとりした性格のブリティッシュショートヘアでも、本来の狩猟本能をくすぐる遊びは大好きです。

1日に5分~10分でも良いので、おもちゃを使って集中して遊ぶ時間を2回ほど作ってあげましょう。

  • 上下運動ができるキャットタワーの設置
  • 猫じゃらしやレーザーポインターでの遊び
  • フードを隠して探させる知育玩具の活用

運動は、消費カロリーを増やすだけでなく、筋肉を維持・増強し、基礎代謝を上げることにも繋がります。

これにより、健康的で引き締まった体を作ることができます。

食事は「量」より「質」を見直す

ただ量を増やすのではなく、食事の質を見直すことが大切です。

筋肉の材料となる良質なタンパク質が豊富で、かつ肥満の原因になりにくい低脂肪のフードが理想的です。

また、心臓の健康維持に役立つとされるタウリンや、骨格を支えるカルシウムリンなどのミネラルバランスに配慮された総合栄養食を選びましょう。

「痩せているから高カロリーのものを」と短絡的に考えるのではなく、「筋肉を作るための栄養が足りているか?」という視点でフードを見直してみるのがおすすめです。

フードの切り替えは、お腹を壊さないように1週間ほどかけて少しずつ行い、体調や便の様子をよく観察しながら進めてください。

ブリティッシュショートヘアが痩せてる悩みの総まとめ

  • 成猫の平均体重はオス4~8kg、メス3~6kgが目安
  • ただし個体差や遺伝が大きく影響する
  • ブリティッシュショートヘアは3歳頃までゆっくり成長する猫種
  • 1歳時点の体格で小さいと判断するのは早い
  • 痩せているかの判断は体重だけでなくBCSで行う
  • BCSは見た目と触感で評価する体型の指標
  • 理想的な体型はBCS 3
  • 本来の体質は運動量が少なく太りやすい傾向にある
  • 痩せすぎも心配だが肥満は万病のもと
  • 太りすぎは糖尿病や心臓病、関節疾患のリスクを高める
  • 食事の基本はフードのパッケージにある給与量を確認
  • 「太らせる」のではなく「健康的な筋肉をつける」意識が重要
  • 食事は高タンパク・低脂肪の良質なフードを選ぶ
  • 運動を促し消費カロリーと筋肉量を増やす
  • 体調に異変があればすぐに動物病院で相談する

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